今回は、あなたが日々やっているインプットについてご紹介します。
あなたは、勉強やインプットをどうやって行っているでしょうか。
もし、文字を読むだけだったとしたら、効率が良くない行為なのかもしれません。
じつは、人間は一般的に読んだものは10%ぐらいしか覚えていられないという研究結果が出ているのです。
これは、キッザニアの創業者であるハビエル・ロペス氏が
東京で開催された「ワールドマーケティングサミット2016」のプレゼンでおっしゃっていた内容です。
もう少し詳しくご紹介します。
ロペス氏がエクスペリエンスピラミッドとして紹介していた資料によると、
人間は一般的に読んだものは10%ぐらいしか覚えていられない。
けど、実際に自分で体験したことは90%を覚えていられるのだそうです。
言葉を聞く行為では20% (ラジオ)
視覚で見る行為では30% (テレビCM)
聞くと見る両方では50% (youtube、ビデオプログラム)
話したり書くことで70% (ブログ、日記、インターネット)
体験することにより90% (体験)
これらはだいたい2週間後の覚えている記憶の確率です。
つまり文字を読むだけだとその一瞬は覚えた気持ちになるけどすぐ忘れてしまうということです。
なので、学習して覚えておきたいことは、読むだけではだめだということです。
一番いいのは体験すること!
体験することで90%近くのことを覚えることができます。
確かに、幼少期に印象的だった事や
初めて恋人ができ手浮かれていた時の記憶って意外と覚えています。
また初めてアフィリエイトで成果が出た時の記憶も結構覚えています。
なので体験するという行為はめちゃくちゃ使えます!
でも、気軽に体験できるものじゃないときもありますよね。
そういったときは、話したり書いたりして見ましょう!
これであなたが覚えていられる確率が70%もアップします。
またどうしても覚えていたいことがあったら
学習してから1日3回思いだすようにするのがおすすめです。
人間はだいたい20~30分立つと半分くらいのこと忘れてしまっているので
学んだことをもう一度思い出せるか試してみるといいかもしれません。
目次
おまけ エクスペリエンスピラミッドって?
引用:https://blog.btrax.com/jp/ux-pyramid/
ロペス氏が言っていたエクスペリエンスピラミッドって何か?
気になる人いますよね。
エクスペリエンスピラミッドは、ユーザーの実用性と利用感覚を測るピラミッドのことです。
体験したことがどういった評価になるのかを6つの階層で構成されています。
下部の3つが実用性。
そして上部が利用時の感覚を示す項目になっているピラミッド担っています。
Level 1-3は客観的な評価、
Level 4-6はユーザーの個人的な感覚での評価になっています。
このピラミッドを使いこなすことで
ユーザーの体験を最大化させる事ができるというものです。
Level 1: FUNCTIONAL (USEFUL) – 機能的である
“ちゃんと機能するか”
- バグやエラーがない
- 現代の動作環境に対応しているか
- 主な機能が実装されているか
- 基本的なアクセシビリティをクリアしているか
Level 2: RELIABLE – 信頼できる
“見つけやすく正確であるか”
- ロードスピードに問題がない
- コンテンツが最新のもので正しい内容である
- 利用されているデータが信用できる
- パスワードのリセットが可能である
Level 3: USABLE – 使いやすい
“無理なく使えるか”
- ユーザーを混乱させない
- 探しているものが無理なく見つかる
- マニュアルやヘルプを使わなくても良い
- “裏技”を使わなくても良い
- サポートやコールセンターに問い合わせが多すぎない
- ユーザビリティにおける基本項目がクリアされている
Level 4: CONVENIENT – 便利である
“個人的に求める内容を手軽に提供してくれているか”
- ユーザーが使いたくなる
- 何度も使いたくさせる要素がある
- 他のユーザーに勧めたり、ポジティブなレビューをしたくなる
Level 5: PLEASURABLE – 楽しい・心地よい
“周りの人に教えたくなるぐらい楽しい体験ができるか”
- ユーザーが時間を費やす
- ユーザーが口コミで広げたくなる
- ユーザーの日常生活の一部として存在する
Level 6: MEANINGFUL – 価値がある
“個人的にも社会的にも重要な価値を感じられる”
- ユーザーの生活や人生に大きなインパクトを与えている
- 世の中に対してポジティブな影響力がある