ブログやサイト、はたまた実店舗で商品を紹介するとき、同じ種類の商品をいくつか紹介できるとしたら、あなたはいくつしますか?
こちらでは、ユーザーが選びやすい選択肢の数をご紹介します。
その答えは「3点~5点まで」です。
なぜ「3点~5点」なのか
なぜ1点でないのか?
数がもっと多いほうが良いのではないかについて
それらを「スマートフォン」に置き換えて解説します。
目次
なぜ、1~2点ではないのか
ユーザーが選びやすい選択肢のなかで、1点だけ紹介するのは、もうその商品に興味がある人のみ有効です。
基本的に、人間は自由の選択を奪われることを最も嫌がります。
なので1点だけ紹介すると、もっと他に探せば良いものがあるんじゃないかと考えやすくなりその場で結論されにくくなります。
あなたがスマートフォンを購入しようとした際、1つの商品だけ紹介されたらどうでしょうか?
おそらく他の機種はどうなるのかきっと気になるはずです。
また、2点の場合も同様に、と1点よりかは良いのですが数が少なく選ばれにくくなります。
3~5点が最高な理由
3~5点が良い理由は、3つあります。
1つは、短期的記憶
人間が短期的に記憶できる数は、4点前後と言われています。
つまりそれ以上を紹介しても最初に紹介した商品について忘れてしまう可能性があります。
把握して理解してもらうためには3~5が適任となります。
2つ目は、先程もお伝えした選択の自由になります。
選択肢がある程度揃えっているとその中から選びやすくなります。
選択肢が6個以上の場合
選択の数が多いほうがいいと思いがちですが
選択肢多すぎるとデメリットが2つあります。
例えば商品を100点紹介したとして最初に紹介した商品を覚えているでしょうか。
おそらく全て覚えていられる人はイないはずです。
忘れてしまうがデメリットになります。
続いて、商品点数が多いデメリットは、商品が多いと選定するのがめんどくさくなって離脱してしまうためです。
人間は、基本的にめんどくさがりな生き物です。
なのでめんどくさいことはなるべくはやりたくありません。
商品を10点、100点から最高の物を見つけるというのは手間で正直オススメではありません。
なので、商品をある程度絞ることをおすすめします。
商品の選択方法
では、どうやって商品を選択するのか。
それは、ユーザーのニーズを考えて選ぶことがポイントです。
ユーザーが、価格重視なのか・性能重視なのか。
訪問されたユーザーの意図を考えてみましょう。
参考になる心理学
シー・アンエンガーのジャムの法則が参考になります。
ジャムの法則とは、試食できるジャムの数で購買率を調べた実験になります。
ジャムの数を
24点した人の高倍率が3%
6点にした人の高倍率が30%
になりました。
つまり商品点数が多ければ購買につながるとは言えないことがわかります。
まとめ
商品をいくつか紹介する際、最適な数は、3~5でした。
少なすぎると商品の選択権がなく購入してもらえない。
また多すぎると意思決定権の多さから購入してもらえない。
人間が一度に短期的に記憶できる数は5個程度
なので3~5点程度が適切です。
商品を紹介する際はぜひ一度ご利用ください。