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スライド資料aiなら「まじんプロンプト」使い方とnote紹介

「会社でGamma、イルシル、Genspark使いたいけどNG」
「AIでスライド資料作りたいけど会社からNGもらった」

日頃から会社でプレゼン資料作りに追われている人必見。
今回は、先日noteにて公開されたブログ記事

「【神回】Googleスライドが一瞬で完成する"奇跡"のプロンプト教えます」を実践してみて、
「これは本当にヤバい!」と感動した体験をレポートします。

記事の作者である「まじん」さんが約半年かけて研究し、無料で公開を決意されたという「まじん式プロンプト」。その核となるのは、GeminiとGoogle Apps Script (GAS)を組み合わせた、Google Workspace内だけで完結するスライド自動生成術です。

結論から言います。この手法は、資料作成の概念そのものを変えるポテンシャルを秘めています。
まじんさんのnoteを読みたい方は下記からどうぞ

💡 なぜ「まじん式プロンプト」は神なのか?

世の中にはスライド生成AIはたくさんありますが、なぜこの「まじん式」が突出しているのでしょうか?それは、従来のAIが抱えていた「実務で使えない問題」を見事に解決しているからです。

1. 会社のセキュリティ問題を回避:Google Workspace内完結

Gammaやmanusといった外部AIツールは非常に優秀ですが、情報セキュリティに厳しい会社では利用が制限されがちです。しかし、この手法はGeminiとGoogleスライドのGAS機能という、Google Workspaceの既存機能だけで完結します。

これにより、「中国発のAIエージェント?そんなの使っていいわけないじゃん」といった
情シスからのNGを一掃できます。許可された環境内で、最高精度のAI活用が可能になるんです。

2. 「コード固定 × データ可変」の逆転の発想

従来のAIに「スライド生成コードを書いて」と頼むと、複雑なGASの構文エラーで破綻することがほとんどでした。まじんさんが辿り着いた「答え」は、この問題を根本から解決する逆転のアプローチです。

  • 人間にしかできないこと(設計):人が完璧に動作するGASテンプレート(「工場」)を先に作り、固定する。
  • AIが得意なこと(文脈理解・構造化)AIには「どの型をどんな順番で並べるか」という設計プラン(JSONデータ)だけを作らせる。

これにより、AIが苦手な「構文の整合性を保ったコード生成」から解放され、安定性と再現性が飛躍的に向上します。
エラーの確率が劇的に下がり、「今日はAIの機嫌が悪いな」という不安から解放されます。

✨ まじんプロンプトを利用するに当たって参考になったサイト

私は、以下の3つの動画を見てまじんプロンプトを作成しました。

最初は「まじんプロンプト」について、どんなものなのか紹介している動画

続いて、まじんプロンプトでエラーがでやすいところを調整している動画。

最後は、google スライドだけで完結させる方法

この流れを利用すれば

✨ 実践してわかった感動ポイント

実際にこのプロンプトとGASテンプレートを使ってみて、特に感動した点を3つご紹介します。

1. スライド構造を「戦略コンサル」が設計してくれる

このプロンプトは、単に文字をスライドにコピペする「アシスタント」ではありません。AIに「伝わるストーリーを組み立てろ。そして、各要素に最適な“見せ方”を選べ」と命じています。

例えば、

  • 時系列のデータがあれば、自動でtimelineパターンを選択。
  • 2つの概念の比較があれば、自動でcompareパターンを選択。
  • プロセス記述なら、自動でprocessパターンを選択。

このように、AIが「戦略設計者」として振る舞うため、人間が考えるより論理的で分かりやすい構成を自動で提示してくれます。

2. スピーカーノート(発表原稿)の自動生成 🎤

驚いたのは、各スライドの「スピーカーノート」まで自動で生成してくれる点です。

プレゼンの資料と発表原稿は、別々に考える必要がありました。しかし、このプロンプトは、スライドの内容に基づいた発表原稿のドラフトnotesプロパティに格納してくれます。
この手間がなくなるだけで、資料作成時間が大幅に短縮されます。

3. 豊富なデザインパターンと自由な編集

生成されるスライドは、すべて純粋なGoogleスライドのオブジェクト(テキスト、図形)です。Gammaのように画像として書き出されるわけではないので、

  • 生成後にフォントや色、レイアウトを自由に調整・編集できる。
  • 会社のブランドカラーやテンプレートに簡単に合わせられる
  • 表紙のロゴやフッターの組織名といった初期設定もプロンプトで簡単にカスタマイズできる。

ベースのデザインがGoogle風で洗練されているのも嬉しいポイントです。

🚀 まとめ:あなたの仕事の「エンジン」になります

「まじん式プロンプト」は、単なるAIツールの紹介ではなく、**「制約の中で最高のパフォーマンスを出すための設計思想」**です。

GeminiというAIの「構造化」能力と、人間が作った「堅牢なコード」を組み合わせることで、「AIの機嫌」に左右されない、安定した資料作成パイプラインが完成します。

資料作成に費やしていた時間を、内容の検討や戦略立案といった人間にしかできない高度な思考に使えるようになる—これが、この「奇跡のプロンプト」の真の価値です。

ぜひ、記事のコードをコピーして、あなたのGoogleスライドでこの感動を体験してみてください!🔥

【実践の流れ】

  1. 原稿準備: スライド化したい文字起こしや記事などを準備。
  2. GAS起動: 空のGoogleスライドから「拡張機能」→「Apps Script」を開く。
  3. コード実行: まじんさんのブログからコード全体をコピーし、Apps Scriptに貼り付けて保存し、「実行」ボタンをクリック。
  4. スライド完成!: Googleスライドに戻れば、完璧な構成のスライドが完成しています。

この革新的な手法について、あなたの感想や活用事例があれば、ぜひXで #まじん式プロンプト をつけてシェアしてみてくださいね!

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