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ブログ更新の「毎回同じ作業」をAIに覚えさせたら、記事作成から画像・下書きまで一気に進むようになった話

ブログ更新の「毎回同じ作業」をAIに覚えさせたら、記事作成から画像・下書きまで一気に進むようになった話

いつも記事を1本WordPressに載せるとき、画像を1枚ずつアップロードして、altを入れて、アイキャッチを設定して……気づいたら結構な時間がかかっていました。
しかも毎回同じようなミス(画像が重すぎる、アイキャッチと本文で同じ画像が二重に出る)を繰り返していました。

この「毎回同じ作業」を、AIに完全に任せられないか。実際に試してみたので、その経緯をそのまま共有します。

そもそも「AIに覚えさせる」ってどういうことか

そもそも「AIに覚えさせる」ってどういうことか

新人アルバイトさんに、口頭で毎回同じことを説明するのは大変です。でも一度「マニュアル」を渡しておけば、次からは「いつもの手順でお願い」の一言で、同じ品質の仕事をしてくれます。

Claude(AI)にも同じことができます。
「毎回この手順でやってほしい」という作業手順書を1つのファイルとして渡しておくと、次からは詳しく説明し直さなくても、その手順書を思い出して同じように動いてくれます。この仕組みを「Skill(スキル)」と呼びます。

実際に作った2つの「覚えさせた作業」

実際に作った2つの「覚えさせた作業」

今回、2つのSkillを作りました。

①元データを記事+画像の指示書にする係

体験談やメモ、データなどを渡すと、私(運営者)の文体やターゲット読者(ITに詳しくない人も含めて分かりやすく、という方針)に沿って記事の下書きを作ります。さらに、記事の見出しに合わせて「どんな画像が必要か」も自動でリストアップしてくれます。

ここで1つ壁にぶつかりました。AIは日本語の文字を正確に描くのが苦手なのです。
画像生成AIに「『4つの基本』という文字を入れて」と頼んでも、文字が崩れたり誤字になったりすることがよくあります。

そこで、次の2段階方式にしました。

  1. 文字を一切入れない、キャラクターと背景だけの画像をAI(ChatGPT)に作ってもらう
  2. その画像に、後から正確な日本語テキストを重ねて完成させる

この「重ねる」部分をプログラムで自動化したので、
私がやることは「ChatGPTにプロンプトを貼り付けて、出来上がった画像を決まった場所に保存する」だけになりました。何を貼り付ければいいかのプロンプトも、AIが記事の内容に合わせて自動で用意してくれます。

②記事をWordPressに登録する係

記事と画像が揃ったら、WordPressに下書きとして登録する係です。
ここで次のことを自動化しました。

  • 画像を自動で軽くする(重いとサイトの表示が遅くなるため)
  • 同じ画像を何度もアップロードしない
  • 画像の説明文(alt)を見出しから自動で入れる
  • 一番最初の画像を自動でアイキャッチに設定し、本文には二重に入れない

費用はかかるのか

費用はかかるのか

画像生成をすべて自動化する方法(AIに直接プログラムから指示を送る「API」という仕組み)も検討しましたが、これは使うたびに追加費用が発生します。調べたところ、1記事あたり数十円程度でした。

一方、今回選んだ「プロンプトだけ自動化」の方式は、普段使っているChatGPT Plusの契約の範囲内で完結するので、追加費用はゼロです。手作業として残るのは「プロンプトを貼り付けて画像を保存する」の1〜2ステップだけ。節約もテーマにしているブログなので、ここは無理に全部自動化せず、コストと手間のバランスを取りました。

使うときにやること・やらなくていいこと

使うときにやること・やらなくていいこと
  • やること:元データや記事を渡して「記事にして」「下書きに登録して」と伝えるだけ
  • やらなくていいこと:毎回手順を説明し直すこと。同じ会話を続ける必要もない(フォルダが同じなら別の日の別の会話でも使える)

新しい会話でも動くのか

新しい会話でも動くのか

これは実際に確認したことですが、Skillは「この会話」ではなく「プロジェクトフォルダ」に保存されています。なので、次のように整理できます。

  • 同じ作業フォルダ(このブログ用のフォルダ)の中であれば、
    まったく新しい会話を開いても、これまで通り「これを元データにして記事にして」と伝えるだけで自動的に動く
  • 別のフォルダ・別のプロジェクトで作業している場合は、そのSkillは存在しないので動かない

つまり、一度作ってしまえば「今日の会話限定」ではなく、この先ずっと同じフォルダの中で使い続けられる、ということです。

自動で動く仕組みと、似たSkillが複数あるときの見分け方

自動で動く仕組みと、似たSkillが複数あるときの見分け方

Skillにはそれぞれ「こんな時に使ってください」という説明文(名札のようなもの)が付いています。
AIは頼まれた内容を見て、その名札の説明に近いSkillがあれば自動的に呼び出します。
「Skillを使って」と毎回言わなくていいのはこのためです。

ただし、これは「必ず100%自動で動く」というものではありません。
お願いの内容が単純すぎる場合(例えば「このファイルを読んで」の一言だけ)は、AIが自分の判断だけで対応してしまい、あえてSkillを呼ばないこともあります。
逆に、今回のように「元データを渡して記事にしてほしい」という、
手順が必要な具体的な依頼は確実に呼び出されます。

では、似たような目的のSkillが複数あったらどうなるでしょうか。
たとえば「記事にして」に反応するSkillが2つあると、AIはどちらの名札が依頼内容に近いか比較して選びますが、説明文が似すぎていると、意図したのと違う方を選んでしまう可能性があります。

これを防ぐコツは2つです。

  1. Skillの説明文をはっきり書き分ける:「元データから記事+画像指示書を作る係」「記事をWordPressに登録する係」のように、担当する作業が重ならないようにしておく
  2. 迷ったら名指しで呼ぶ:`/draft-blog-article` のようにSkill名を直接指定すれば、自動判定を待たずに確実にそのSkillが動く。似たSkillが増えてきて不安なときは、この「名指し」が一番確実

今回作った2つのSkillは担当がはっきり分かれているので迷うことはほぼありません。ただ、これからSkillを増やしていく場合は、この2つのコツを意識しておくと安心です。

作ってみて分かったこと

作ってみて分かったこと

最初からうまくいったわけではありません。
画像が重複してアップロードされたり、アイキャッチ画像が本文にも二重に表示されてしまったり、実際に公開画面を見て初めて気づいた問題もありました。
画像を軽くする仕組みも、最初は毎回新しくアップロードしていたのを、後から「同じ画像なら使い回す」ように直しました。

そのたびに「次からはこうしてほしい」と伝え、Skillの手順書を書き直していきました。
一度直せば、次からはその修正内容も含めて自動で再現されます。
完璧を目指して最初から作り込むのではなく、実際に使いながら手直ししていくやり方のほうが、結果的に早く形になった実感があります。

まとめ

まとめ

一度「型」を教えておけば、あとはAIが同じ精度で繰り返してくれます。
文章づくりから画像の準備、WordPressへの登録まで、以前は1本の記事に何十分もかかっていた作業が、今ではかなり短縮できました。
副業でブログやコンテンツを継続的に出したい人ほど、こうした「繰り返し作業を仕組み化する」考え方は相性がいいはずです。

余談:実はこの記事自体、ここまでのやり取りをそのまま元データとして作られています。
新しく体験談を用意しなくても、「このAIとのやり取り」自体をネタにできる、というのも1つの発見でした。

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