今回は、コントラスト効果についてご紹介します。
コントラスト効果は、ユーザーが直前に受けた刺激によってこの後受ける刺激に変化がおきるというものです。
目次
コントラスト効果の一例 荷物
例えば、あなたが重さ1キロの荷物を運んだ後に、5キロの荷物を運んだとします。
この時5キロの荷物は重いと感じます。
逆に10キロの荷物を運んだあとに、5キロの荷物を運ぶと今度は軽いと感じます。
このように、直前の効果によって受け止め方が違って来る動作をコントラスト効果といいます。
コントラスト効果は日本語でいうと対比効果とも言われており日常のいたるところで使われています。
WEBサイトでの利用方法
WEBサイトで利用する場合は、わかりやすい例がボタンになります。
たとえば、お問い合わせボタンがあったとします。
1パターン目
上記の1択だけだとメールでお問い合わせをするかしないかの選択しかありません。
選択肢はなるべく2~4くらい用意するの用意するのが良いとされています。
2パターン目
続いて2パターン目は、選択肢を増やす方法です。
もし、上記のような場合だと、電話が恥ずかしい人はメールで問い合わせ、今すぐ解決したい人は電話でお問い合わせという選択ができます。
Amazonのお問い合わせセンターの場合、電話とメールとチャットがあります。
ユーザーに選ばせることによって離脱を防ぎ行動しやすくさせる効果が期待できます。
商品やサービス紹介で利用する場合
コントラスト効果を使って商品やサービスを紹介する際は、比較できるように商品を並べて紹介すると選択しやすくなります。
下記の画像は、mixhostのレンタルサーバーのプラン紹介になります。
こちらは、コントラスト効果を使ってサービスを並べて紹介しています。
この商品を並べて紹介する時には3つの注意点があります。
1つ目、あなたが一番オススメなものをきちんと明記する!
ユーザーは、商品やサービスが並んでいてもどの商品が良いのかわかりません。
なのであなたなりのおすすめの理由を加えた上でおすすめなのものを紹介しましょう。
2つ目、おすすめの前後に下位版と上位版を用意する
おすすめの前後には、スペックが少し落ちた下位版とスペックが高い上位版を用意しましょう。
複数の商品やサービスがあることでユーザーは選びやすくなります。
3つ目、選択はあくまでユーザーに委ねる
我々はあくまで商品の紹介をおすすめまでにしてください。
これを買ったほうが絶対お得です!何ていうのは書かないほうが良いです。
あくまで、消費にサービスや商品の選択はユーザーに委ねる書き方が効果があります。
なぜなら、人間は自由に選択できないと反発してしまう生き物だからです。
なので、選択肢はユーザーが持っている体で書くようにしてください。
その理由は○○だからです。
私も過去に■■サーバーを使っていますが、プレミアムプランは△△がとっても良いですね。
でも最終的に決めるのはあなたです。
気になる方がありましたらチェックしてみてはいかがでしょうか。
こんな感じでおすすめ名法を伝えて理由を伝え、最後にはユーザーに選択権があることを伝えてみましょう。
まとめ
コントラスト効果は、日常でもよく使われています。
スーパーでは、同じ野菜や果物を価格別で並べてみたり、家電屋さんでは、性能別で並べてみたり色んなパターンで利用されています。
ここのでコントラスト効果のポイントは、どれを選んだ良いかわからないユーザーの悩みを解消するためにコントラスト効果があると考えると良いかもしれません。
ユーザーの悩みや不安を解消して成果を出せるようにコントラスト効果をぜひ使ってみてください。