ユーザーが何度もサイトに訪れると商品やサービスが売れる理由を心理学的に紹介します。
サイトやブログのアクセス数が増えると嬉しいですよね。
アクセス数が増えたり、サイトのリピーターとなってくれる人が増えると、実は商品やサービスは売れやすくなるんです。
その理由は、何度も見たり聞いたりすると次第に警戒心がとけて、良い感情が起こるようになってくるからです。
この効果を「認知心理学」のひとつザイアンスの法則と言います。
目次
ザイアンスの法則の由来
ザイアンスの法則の由来は、ザイアンスという方が、この法則を編み出したため、「ザイアンスの法則」とも呼ばれています。
日本では、別名「単純接触効果」といわれ、繰り返し何度も接触している人やモノに対して、信頼度が増して好感度が上がる法則となっています。
ザイアンスの法則を使った例
一番身近なのが、学校!
学校だと入学式は、みんなどんな人なんだろうと警戒してたりしなかったでしょうか。
でも、日が立つごとに、いつの間にか気の合う仲の良い友だちやグループができてたりしませんか。
早朝の朝ドラや早朝のニュース。
毎日、アナウンサーやその俳優を見ていると、最初はきにしてなかったけど、好意がどんどん増していったりします。
番組のドラマやアニメ・漫画も同様です。
最初は、全く興味がなかったけど、1話目みてみると面白くて2話3話見ていくうちに好感度は増します。
商品購入だと、Amazonや楽天などは、毎日訪問したくなるような施策を取り入れています。
Amazonは、日替わりで特価商品を紹介したり
楽天は、毎日ポイントが貰えるかもしれないゲームを用意しています。
毎日訪問させることで、そのサイトへ抵抗感をなくているんです。
ザイアンス効果の限界
ザイアンス効果は、何度も見たり触れたり接触することで、警戒心を解き良い関係を気づくことができます。
でもそれには限界があります。
ザイアンス効果は、警戒心を解かれるだけでそれ以上は、正直相性や好みによって異なります。
なので、100回会うも1000回会うのも、ザイアンス効果という点では正直変わりません。
学校や会社でも、何回も顔を合わせてもどうしても気があわない人っていますよね。
そういった人には、何度接触しても好感度は変わりませんのでご注意ください。
まとめ
もし、あなたが、サイトやブログを作って売上を出したいなら、毎日、もしくは定期的にユーザーがアクセスしたくなるような記事を作りましょう。
例えば、「今日の占い」とか。
はたまた、「料理上達のステップ講座」とかでステップごとに紹介していれば読者は定期的にアクセスしてくれるでしょう。
定期的にアクセスしてもらえるサイトづくりを是非一度考えて見てください。